まだ間に合う!お盆貧乏を避けるために覚えておきたい4つのコツ!

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お盆の週も終盤に入りました。

日々、ユーザーの皆さまからフィードバックやご相談を頂く中、最近の切実なお悩みは、「帰省で何かとお金がかかっていて困る」ということ。確かに、4人家族の帰省では、気づけば20万円を越える支出が生まれてしまうケースもあります。

20万円を越える支出というと、多くの家庭では数カ月分の貯金の努力に相当します。そこで今回は、今からでも間に合う、お盆支出を少しでも取り戻す4つの節約術をご紹介します!

(節約のコツ1)旅行手段の見直し! (往復で最大4-6万円の節約)

多くの方の場合、帰省にかかる最大の費用は旅費になります。小学生の子どもが二人いる家庭が東京から大阪の実家に帰省する場合、片道の交通費を比較すると新幹線を用いるなら42,150円となりますが、自分で車を運転すれば16,000円以内、レンタカー込でも27,000円程度に抑えることが可能です。

他にも、10時間程度の長旅を厭わない場合には、青春18きっぷを使えば上記の区間を、4人で1万円以内に抑えることも可能です。
トイレと食事のタイミングに気をつけながら、旅をするのも良い思い出になるかもしれません。
 

<東京-大阪間の移動手段別 比較表>

osaka

※夫婦と小学生の子ども2人にかかる支出を想定。無理をしない範囲で取ることができる手段・価格を参考にしています(自転車を除く)。

新幹線等に代わって、これらの手段をうまく使うことができれば、往復で約4-6万円の節約も可能となります。できるだけ事前の予約をすることなどが望ましいですが、急な旅程が立ったときでも、予定と余裕を見ながら、このような選択肢も考えてみましょう。

もちろん到着が遅くなれば、それだけ一家で過ごせる時間も減ってしまいます。3万円を浮かすために、5時間遅れてしまう場合には、一家で時給6,000円のアルバイトをしているのと同じです。その間の時間の過ごし方も含めて、行き先での時間との天秤にかけてみましょう。

また、既に旅先でこの記事を見ている方には、帰路だけでもできることが無いか、考えてみましょう。

(節約のコツ2)「孫の顔を見せる」だけを達成する(約4-7万円の節約+夫婦の時間)

両親が孫の顔を楽しみにしている中、子どもだけが帰省する、というのも一つの手段かもしれません。もし、子どもだけが旅行する形を達成できれば、旅費も子ども料金だけで済む他に、親戚との支出が伴ってしまう付き合いや、外食費なども浮かせることができるかもしれません。また、夫婦水入らずの時間を作ることも可能になります。毎年子どもだけとなってしまうのも考えものですが、一年くらいはこのような形も考えてみても良いのではないでしょうか。

ただし忘れてはいけないのは、両親は孫だけでなく、本当は息子・娘の顔も見たいということ。そんなときに重宝するのは、スマートフォンです。SkypeやFaceTimeなど、ちょっとした時に顔の見える会話ができる手段を使えば、離れていても一家の団欒が可能です。

(節約のコツ3)おこづかい・お土産を工夫する!(約1-2万円の節約)

しばらく見ない間に大きくなった姪っ子におこづかいを、という場面は帰省時によくあることです。また、おみやげを土壇場で用意するときにも支出は膨れがちです。

これも、少しの手間で節約ができます。

おこづかいは、渡す側ももらう側も、はたやもらう側の親までもが、その金額を気にしてしまうもの。小さな緊張感が、金額を上げる方向にも働いてしまいます。そこでお金ではなく、プレゼントを用意することで、この緊張は和らげることができます。気の利いたものが見つからなかった時も、現金よりはギフト券などを渡す方が、プレゼントとしての色彩を表すことが可能になります。

お土産については、例えば出発前に色々とターミナル駅で物色するときには、人数の検討も付けづらく、保険をかけて大きめの買い物をしてしまいがちです。それよりは、近所のケーキ屋さんなどでクッキーを人数分買う、事前に通販などでこだわりのお土産を取り寄せる、といった一手間があるだけで、費用は半分程度に抑えることも可能です。

これらの細かな積み重ねで、約1-2万円の節約につなげることも可能です。

(節約のコツ4)帰省先での突然のレジャーに注意!(約1-2万円の節約)

一族が集まったときに、皆でレジャーランドに行くといった展開もよくあることです。

ただ、これも急に物事が決まると、慌ただしく支出内容を決めてしまいがちなもの。こんな時くらいはケチケチしても、という思いに駆られたこともあるのではないでしょうか。

そこで、例えばゲーム機を持ち込んだり、DVDを予め借りて行くなどして、皆で楽しめるレジャーの選択肢を増やしておくことが大切です。結果的には自分たちのペースでくつろげる時間も増やせる可能性があります。

その場の雰囲気も大事ですが、こちらも少しの準備で、そこそこのお金の節約につながったりするものです。

以上、お盆の間でも、少しでも支出を抑える方法をご紹介しました。節約額はあくまで目安ですし、なにより大切なのは、心と身体のリフレッシュです。
無理のない計画、休み明けのお仕事に差し障りがない範囲で、お金のちょうど良い使い方を考えていきましょう。

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